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イングレディオン、3千万ドル(およそ34億円)をタイの製造拠点に投資

News Date : 06/05/2017

高付加価値製品の需要拡大が製造拠点の拡張を後押し

シンガポール(2017年6月6日)- 世界的なでん粉、甘味料のメーカーであるイングレディオンは、同社のタイ・カラシン工場内に総額3千万ドル規模の投資による新たな製造施設の竣工を発表しました。2014年夏にスタートした本プロジェクトは、この年のイングレディオンの年間投資額1億ドル中の主要投資案件ですが、本年無事工事を完了し、すでに稼働を開始しています。本施設では現地で調達した原料による物理加工でん粉(ノベーション・シリーズ:加工でん粉と同等の機能性を有する、クリーンラベル食品でん粉)を中心に製造します。


この新しい製造施設は、イングレディオンの目指す世界規模の製造能力向上による製品の供給安定化と、アジア地区の効率的な製品供給態勢を強化するものです。アジア地区の責任者であるJogen Kokke 氏によると「クリーンラベルの需要は今やトレンドというより本流になり、ヨーロッパやアメリカから広くアジアへと広がりつつあります。イングレディオンの今回の製造能力強化は、このトレンドに乗って健康志向食品やシンプルな原料組成の製品づくりに邁進するユーザーを支援することになると考えています。」
 

イングレディオン、3千万ドル(およそ34億円)をタイの製造拠点に投資
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