イングレディオンは、今日の課題に対処し、明日のトレンドに対応する製品の処方作りをサポートします。
イングレディオンは、お客様とその先の消費者が、最良の選択を簡単に行ってほしいと考えています。
そのためにイングレディオンは、消費者が求める健康やウェルネスの効果、差別化された製品の処方、および持続可能な価値の創造に関する洞察を提供しています。
「健康の追求」キャンペーンは、最新の消費者食品トレンドと、それがアジア太平洋地域の食品イノベーションに与える影響について考察する、インサイト主導のシリーズです。
パンデミックによって、消費者は健康とウェルネスの意味を地球全体にまで広げようとしています。そして消費者は、自分たちが食べる食品、原材料や製品の調達先、製造先が、ますます健康的なライフスタイルを送る上で重要な役割を果たすと考えています。
2021年の調査では、消費者は前年よりも健康的な食事と健康とウェルネスに関する学習に重点を置くようになったことが示されています。
ほとんどの消費者は今以上に健康になりたいと考え、より良い食品を選択することを望んでいますが、一方で食品に求めるもの、そのために犠牲にするものは人によって大きく異なっています。これまで健康やウェルネスのトレンドは、低糖質、低脂肪、低糖、カロリーオフ、クリーンラベル、オーガニックなどのいずれか一点集中していました。明確な定義があり、トレンドを取り入れるのも画一的なアプローチでした。
しかし最近、消費者はより良い食品を選択するために、多面的かつ総合的なアプローチを取っています。そして、COVID-19 はこの変化のペースを加速させ、またその熱意を高めることに貢献しました。そして今消費者は、食品の選択肢を吟味し、段階的に改善しようと努力しています。
消費者の意思決定の基準はより柔軟で、購買のきっかけやタイミング、カテゴリーごとに異なるニーズが発生し、そのバランスを取っています。そしてその結果、消費者の要求の幅はかつてないほど広くなっています。
食品メーカーの製品開発チームは、消費者価値の方程式を見直すという課題に直面しています。価値とは、ブランドロイヤリティと価格決定力を生み出す複数の「消費者利益」の適切な組み合わせを提供することです。中でも「おいしさ」は最も重要であり、「親しみやすさ」と「ブランド」は、消費者が報告する購買意欲の上位5つのうちの3つです。
しかし、栄養、健康、ウェルネス、クリーンラベル、サステナビリティなど、他のトレンドの属性もますます重要な役割を果たすようになってきています。自分自身や家族、そして地球のために、より良い食品を選択したいと考える消費者が増えている中、これらの属性のバランスと製品開発戦略との整合性は、様々な要因によって左右されます。すなわち、
*Source: Health & Wellness 2021: Reimagining Well-being Amid COVID-19. Hartman Group. https://www.hartman-group.com/reports/37787061/health-wellness-reimagining-well-being-amid-covid-19
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