
クリーンラベル原料素材
クリーンラベルは影響力のあるトレンドですが、メーカーはどのようにしてその恩恵を生かし、商業的に成功することができるでしょうか?
クリーンラベル原料でラベルを簡素化、消費者の満足度を向上
消費者が安心できる食品と飲料でブランドを構築
製品のポジショニング、機能性およびパフォーマンスに関する複雑なニーズが存在するときは特に、クリーンラベル原料素材を使って製品設計時に以下のような疑問が生じるのではないでしょうか?
「消費者が好む風味と食感を維持しつつ、クリーンラベル化するには?」
「製品に更に価値を付加するクリーンラベル原料素材は何だろうか?」
「どの様な表示をするのが良いのだろうか」
そんな時はイングレディオンにご一報下さい。
イングレディオンは、1990年代に最初にクリーンラベル製品を開発、2011年にはクリーンラベルの定義を提案するなど、20年以上にわたり、クリーンラベル製品イノベーションとテクノロジーをリードしてきました。クリーンラベルのトレンドが拡大し進化する中、イングレディオンはクリーンラベル原料のポートフォリオを拡大、消費者や市場のインサイトを提供、クリーンラベル食品の処方設計作りをサポートして参りました。


クリーンラベル食品創りの難題に挑む
イングレディオンは消費者インサイト、シェフの味の再現(CULINOLOGY®)官能試験のためのリソース、研究開発サポート、製造現場でのスケールアップなど、シームレスなコミュニケーションとコラボレーションで、お客様のクリーンラベルのアプリケーション作りや課題の解決を支援します。たとえば:
- 少ない原材料数の一方で、機能性を拡充したい
- おいしさはそのままに添加物やアレルゲンを排除したい
- 風味、食感、機能性を生かしながらFree Fromの需要の高まりに対応したい
- クリーンラベルを安価で導入し、投資効果を最大化したい
消費者の期待に応えるためのインサイトを獲得
クリーンラベル製品の開発し、クリーンラベル処方の検討を優先するには、市場動向、原材料の選択、そして消費者の期待と嗜好に対する深い理解が必要です。
イングレディオンは、クリーンラベル戦略の成功の促進に役立つ独自のインサイトとデータでお客様を支援します。
- 食品/飲料の原料素材が消費者にどれほど受け入れられているのか、どんな素材を求めているか、といった意識についての最新トレンドを明らかにします。
- 技術および市場の専門家で構成されるイングレディオンのチームが、お客様の成長を加速させ、ニーズに応える次世代のクリーンラベル原料素材の特定をサポート。
クリーンラベル導入で利益を向上
イングレディオンの最新製造メーカー調査で、クリーンラベルの取り組みがビジネス指標を向上させることがわかっています。お客様のビジネスをクリーンラベルで成功させるアイデアはこちらから。サマリーを読む。
クリーンラベルとは?
イングレディオンの考えるクリーンラベル定義は、原材料サプライヤーおよび製造メーカーの双方から、業界基準として広く受け入れられてきました。そしてクリーンラベル製品をを説明するものへと進化を遂げてきました:
- 消費者に認知され、受け入れられている原料素材のみを使った製品であること。
- 人工的な響きのする、または誤解を招くような原料素材を使用しない製品であること。
- 遺伝子組み換え素材が使われていない製品であること。
- 製品おもて面の表示と原材料表示に整合性があること。

クリーンラベルにシンプルを加える
消費者のクリーンラベルの考え方は、継続的な変化しています。これを反映させ、 進化したクリーンラベル定義には、クリーンラベルのすべての特徴に加え、以下に定義される「シンプルラベル」も加えられました:
- 特定の食品において、消費者から広く受け入れられ、使用されることを期待されている原材料のみを使用した製品であること。
- 最小限の原材料数でベーシック、伝統的な弔意方法で作られた製品であること。
- 簡素さを実現するための置き換えを含む。(例:視覚的魅力、食感、保存可能期間)

クリーンラベルの拡大、広がる選択肢
クリーンラベルが主流となるにつれ、サステナビリティ、プラントベースフード、低糖、健康増進などの素材にも、消費者からクリーンラベルが求められるようになってきました。
イングレディオンではこの要望に対応する為、以下のようなクリーンラベル用の食品用素材を拡充しています。
- とうもろこし、タピオカ、米、ポテトから作られる機能性でん粉や穀粉、オーガニック製品
- 果実および野菜ベースのソリューション(日本未導入)
- 雑豆素材


二酸化チタンの代替品を探す
欧州委員会は食品における二酸化チタンの使用について欧州全体での禁止を検討していることから、欧州向け食品に影響が出ることが予想されます。こうした課題に加え、世界の消費者の77%は、自らが購入する食品や飲料を決定する際に使用原材料を確認しており、この中で二酸化チタンを許容可能な原料成分と考えている消費者は8%に過ぎません。1
イングレディオンソリューションで望む色調テクスチャーを維持しつつ二酸化チタンを置き換え、課題を解決してください。(日本未導入)
1ATLAS, Ingredion Proprietary Global Consumer Research, 2020
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